8月5日(土)、浦野ゼミでは恒例の卒研中間発表会を開催いたしました。
浦野ゼミでは8月頃と1月頃の年二回、卒業研究(卒研)発表会を開催しております。この3年ほどはコロナウィルス感染症の蔓延に伴い、オンライン開催にせざるを得ませんでしたが、感染症の5類への移行に伴い、今回は数年ぶりに対面開催が可能となりました。
この発表会は、4年ゼミ生にとっては自身の研究の道筋を再確認し、夏期休暇中に取り組むべき課題についてのアドバイスを受ける貴重な機会となっています。一方、3年ゼミ生は初めての卒研発表会への参加を通じて、自身が今後取り組むテーマの設定法や研究の進め方を学ぶ有益な場となっています。
今回の中間発表会には、3・4年ゼミ生のみならず、卒業生も参加してくれ、活発な議論が交わされました。
発表タイトルは以下の通りです。
・「競争」から「共創」へ─町工場の新たな挑戦─
・ジェンダー・ギャップ指数からみる日本
・「ホームレス」の今と昔
・日本人女性を魅せるツール─「パーソナルカラー診断」との関わり合いを通じて─
・日本における外国人技能実習制度の光と影─インドネシア人技能実習生の場合─
・分断される日本社会─喫煙空間の変容を通じて─
・豊かさの象徴としてのスターバックス
これら多様なテーマは、ゼミ生各自の個性が前面に出ています。今回の発表会を踏まえて来年1月の卒研最終発表会においては、それぞれの研究がどのように進化し、変貌を遂げることになるのか、とても楽しみです。
(文責:国際学部教授 浦野崇央)