国際学部では㈱ANA総合研究所と提携し、2年生を対象とした関西空港見学会を実施しています。今年は9月8日に17名の学生が参加して開催されました。
冒頭、ANAグループや今回の見学概要の説明を受けた後、まずお客様の搭乗手続を行うカウンター業務や航空機への搭乗案内を担当する旅客部門を見学し、安全・定刻に航空機を出発させるために情報の共有や、チームワークの重要性について説明を受けました(写真①)。
その後、コントロール部門で到着・出発作業が予定どおり進捗しているかを見学したのち、空港当局から特別に許可を得て、通常は立ち入りが認められない航空機側で、手荷物の搭載や整備作業、出発前のパイロットの機体点検など普段は目にできない出発作業をすぐ傍でみることができ、とても貴重な体験ができました(写真②、③)。
見学終了後は参加者と年代も近い入社間もない若い社員の方々との懇談会も実施され、空港の仕事内容のみならず社会人としての心構えや就労意識についても活発な質疑応答がかわされ、今後の就職活動にも大きな動機付けになったようです(写真④)。
(文責:国際学部客員教授 塩崎裕司)