2024年1月27日(土)、学内(3号館327教室)で浦野ゼミの卒研発表会を開催しました。
浦野ゼミでは年二回(7月と1月)に卒研発表会を実施しています。今回の発表会は、4年ゼミ生が過日提出を果たした「卒業研究レポート」の成果について、一人30分で発表を行いました。彼らは2月1日に卒研口頭試問が控えており、今回、改めて自身の卒業研究を見直す機会となりました。
当日は4年ゼミ生以外に、3年ゼミ生および2002年度・2012年度・2020年度の卒業生、さらには他大学の職員の方が対面で出席し、休学してインドネシアへ留学中の4年ゼミ生1名がオンラインで参加しました。
発表タイトルは以下の通りです。
「町工場の『いま』─協働体を担う人たちのたたかい─」
「教育分野から読み解くジェンダー ─格差をなくすために─」
「都市公園の歴史的変遷と現代的役割」
「分断される社会─日本における喫煙空間の変容を通じて─」
「スターバックスの現在地─憩いの場を求めて─」
現在、浦野ゼミでは3名が休学中のため、今回の発表会では5名のみの発表と数少なかったですが、それぞれのテーマが多種多様かつ身近なことを取り上げていたため、質疑応答では、質問者の経験を踏まえた質問や指摘だったり、3年次生からは今後の研究の進め方のヒントとするべく質問など、活発な議論が交わされました。
卒業研究は、個々の学生の成果ですが、このように成果発表会をゼミで一堂に会して実施することで、切磋琢磨している姿を垣間見ることができました。
次年度以後もこのような学年を越えたイベントを実施していきたいと考えています。
(文責:国際学部教授 浦野崇央)