浦野ゼミでは、毎年、前期末の7~8月頃と後期終わりの1月末の年二回、卒論発表会を実施しています。今年度の中間発表会は、7月17日と24日(水)の二週に分けて、それぞれ13時20分から16時30分まで開催しました。
卒研中間発表会は、4年ゼミ生一人一人が前期中にこなした研究内容を報告すると同時に、後期の卒業研究レポートの本格的執筆に向けて、夏期休暇中にどういったことに取り組み、研究の道筋をどう考えているのかを説明する機会となっています。
今年度は平日開催にも関わらず、ゼミ卒業生や休学中の学生、さらには3年ゼミ生も参加し、4年ゼミ生の発表を傾聴し、活発な質疑応答が行われました。特に、研究の進め方において、方向性を見直すにあたってのアドバイスがなされたり、研究資料のまとめ方についての指摘があったり、と4年ゼミ生にとっては自身の研究の組み立てを見つめなおす良い機会となりました。
一方、3年ゼミ生にとってははじめての研究発表会であり、来年度は自分自身がこなさなければいけないこともあり、雰囲気を掴むのに絶好の機会だったと思われます。
今年度の発表題目は以下の通りです。
「ブランドアイデンティティの本質─ユニクロのブランディング戦略を通じて─」
「アイデンティティの作られ方─日中台香の人びとを対象として─」
「パリコレから紐解く現代ファッションと社会」
「スポーツ指導における効果的な指導法」
「お菓子パッケージから探る『人びとの心理』」
「『パーソナルカラー』から読み解く現代社会」
「大阪における一般大衆浴場の歴史的変遷」
「人間と動物の共存は可能なのか」
「『健康麻雀』と高齢化社会」
以上のように、テーマはバラエティに富み、参加者にとっては聞き応えのあるものでした。4年ゼミ生の後期における研究の深化を、さらに3年ゼミ生の研究に対する意気込みに期待したいと思っています。
(文責:国際学部教授 浦野崇央)
浦野崇央ゼミナール | 摂南大学 国際学部|オリジナルサイト (setsunan.ac.jp)