国際学部では㈱ANA総合研究所と提携し、2年生を対象とした関西空港見学会を実施しています。2024年は9月3日に10名の学生が参加して開催されました。
冒頭、今回の見学内容と予定の説明を受けた後、まず初めに空港当局から特別に許可を得て、通常は立ち入りが認められない航空機の機側に参りました。そこでは、手荷物や貨物の搭降載や整備作業、滑走路へ航空機を誘導するプッシュバックなど、普段は目にできない出発作業をすぐ傍でみることができ、とても貴重な体験ができました。
次に、オペレーションコントロール部門で到着・出発作業が予定どおり進捗しているかを見学しました。その後、2階の国内線出発フロアと4階の国際線出発フロアでお客様の搭乗手続を行うカウンター業務や航空機への搭乗案内を担当する旅客部門を見学し、安全・定刻に航空機を出発させるための情報の共有や、チームワークの重要性について説明を受けました。
見学終了後は、参加者と年代も近い若い社員の方々との座談会の時間です。空港の仕事内容のみならず社会人としての心構えや就労意識についても活発な質疑応答がかわされました。今後の就職活動にも大きな動機付けになったようです。
また、学生が利用することの多いLCC(Low Cost Carrier)が使用している第2ターミナルも見学しました。第1ターミナルと比べて簡素な施設状況で効率的にLow costを実現している様子などを確認できる機会となりました。
(文責:国際学部客員教授 伊達 寛)
関連ページ:https://www.setsunan.ac.jp/intlstudies/w/ana/