体験型特別実習 ANA中部空港研修



UPDATE 2024-10-10

(株)ANA総合研究所提供の「体験型特別実習ANA中部空港研修」に、今年も、国際学部2年生の10名が参加しました。夏休み期間を使っての、事前学習、実地研修、事後報告会の3本建てプログラムです。

事前学習として2日間で企業訪問におけるマナーから始まり、エアライン業界や、エアライン職種ごとの業務知識を学びます。その後、8/26~8/28の2泊3日で愛知県の中部国際空港(通称セントレア)にあるANA中部空港株式会社でグランドスタッフ(空港係員)業務の実習を行いました。新入社員が実際に体験する業務訓練です。

チェックインカウンターシミュレーションではお客様のお荷物を預かりながら、保安業務を行い、同時に些細な会話から、それぞれのお客様に合ったおもてなしを考える難しさを学びました。

搭乗ゲートでは、アナウンスにも挑戦し、お客様のスムーズな搭乗を促すことで、定時出発を守るシミュレーションを行いました。

また、人事の方や、グランドスタッフの方々との座談会も催され、仕事のリアルや、就職活動に向けてのアドバイスもいただきました。

事後報告会では、一人一人が、PPTを作成し、どのような思いを持ってこの実習に参加したのか、また、今後どのような目標に向かって進みたいのか、熱く語ってくれました。

2年生という早い段階で実際の空港業務を体験し、華やかに見える空港業務の裏にある厳しさや、また、仕事のやりがいなど生の声を訊けたことは、将来のキャリアを考えるうえで大きく役立ったのではないでしょうか。

(文責 国際学部客員准教授 沖中美喜)