2023年度末に海外留学(長期)から帰国した学生による報告会と2025年度前期留学説明会を、2024年7月9日(火)に合同で開催しました。これには、長期留学に関心を持つ1年次から3年次までの学生が参加しました。
鳥居学部長による挨拶のあと留学帰国者報告会が行われ、サラゴサ大学(スペイン)から帰国した1名と台湾師範大学から帰国した2名が、留学中に学んだことや体験したこと、感じたことについて報告を行いました。
サラゴサ大学での1年間の留学から帰国した学生は、サラゴサがキリスト教文化とイスラム教文化が混じり合う街であることを紹介したあと、参加したコースの授業やクラスメイトとの交流、ホームステイでの生活や学外でのイベント等について、美しい写真を使って報告しました。また、夏の暑さと冬の寒さがどちらも厳しいので、しっかり対策してほしいと後輩の学生たちにアドバイスしました。
台湾師範大学での留学生活は住居を自分で選ぶことから始まることから、2名とも住居に重点を置いた報告でした。2、3人で住むなら学生寮が用意されていますが、1人住まい希望ならアパートやシェアハウスなど多様なタイプの住居を選んで探すとのことでした。外食文化が根付いている台湾だけに、食に関する話題も豊富でした。また現地の人と知り合うには積極的にサークル活動やボランティア活動に関わるべきとの報告に参加者たちは頷いていました。
留学の体験を聞いたあと、国際学部事務室からの説明によって、学部主催の長期留学が4年間で卒業できる制度になっていることや、留学可能な提携校の一覧、そしてその出願、審査などの日程、出願条件、留学奨学金など、留学で求められるさまざまな事項について理解を深めました。参加学生たちは、留学を経済的に支援するための摂南大学海外留学奨学金や日本学生支援機構(JASSO)奨学金の説明にも熱心に耳を傾けていました。留学先は、大きく英語圏と中国語圏、スペイン語圏、インドネシア・マレー語圏に分けられ、それぞれの語圏には複数の提携校があります。最後に、参加者は留学を考えている語圏や大学ごとにグループに分かれ、担当教員から授業のことや現地での生活のことなどについて詳しい話を聞くとともに、気になることなどを質問していました。この語圏別の説明には留学帰国者も加わったので、報告会で話しきれなかったことや現地での最新の話題で盛り上がりました。
(国際学部教授 中西正樹)
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