森類臣准教授による共編著『韓国ドラマの想像力 社会学と文化研究からのアプローチ』が刊行されました



UPDATE 2025-01-20

 8月30日に、国際学部の森類臣准教授が平田由紀江教授(日本女子大学)・山中千恵教授(京都産業大学)とともに『韓国ドラマの想像力』を人文書院から刊行しました。

人文書院ホームページ

https://www.jimbunshoin.co.jp/book/b10085827.html?srsltid=AfmBOorTXYjRhsHVJSIfraUxNGKIHo2j80BZp1IbKG971VuotYehb21Z

 副題にあるように、本書は、韓国ドラマを社会学と文化研究から読み解いてみるということを一つのコンセプトにしています。韓国ドラマ初心者~すでに浸っている方に楽しんでいただけるのみならず、社会学や文化研究に関心のある初学者向けという側面も持っています。また、本書は、韓国ドラマがどのような社会を想像/想像しようとしているのかを全体を貫く重要なテーマにしています。

 森准教授は、「第1章 人工知能の行く末と人間性:『キミはロボット』」「第7章 権力と社会正義の行使:『補佐官』『補佐官2』」「第9章 軍事文化と逸脱の問題:『D.P. 脱走兵追跡官』『D.P. 2』」「コラム3 韓国ドラマに描かれる『財閥』」の執筆を担当しました。

 本書では、上記のドラマ以外にも次のようなドラマを取り上げています。

「愛の不時着」「サバイバー 60日間の大統領」「酒飲みな都会の女たち」「静かなる海」「キングダム」「SKYキャッスル 上流階級の妻たち」「応答せよ」シリーズ、「シスターズ」「ザ・グローリー 輝かしき復讐」「秘密の森」「マイ・ディア・ミスター 私のおじさん」「グリーン・マザーズ・クラブ」「結婚作詞 離婚作曲」「椿の花咲く頃」など。

[国際学准教授 森類臣]