インドネシアの大学との連携授業をしました



UPDATE 2023-06-05

摂南大学は、インドネシアのスラバヤ市にあるストモ博士大学(Universitas Dr.Soetomo、通称:ウニトモUNITOMO)と協定を結んでいます。

 2023年6月1日(木)、国際学部の2年次生向けの授業「インドネシア語と現代文化」においてウニトモとの連携授業を行いました。授業では、講義科目名にある「現代文化」を知るべく、ストモ博士大学文学部の学生(MelodiさんとRyanさん)にスラバヤの「今」をテーマに、スラバヤの町中やモール、ナイトマーケット、流行りの食べ物などについて、ビデオで紹介してもらいました。

スラバヤのメインストリート

夜市

人力タクシー(ベチャ)

 受講生からは以下のようなコメントがありました。

 

インドネシアの町は日本と同じくらいか、それ以上に発展しているということが現地のビデオを通して分かりました。

 

今日、インドネシアの人との交流を通して、会ったこともない私たちのためにたくさん動画を準備しておいてくださり、一つ一つ説明してくれる姿を見て、すごく優しい人たちで思いやりがある人だと感じた。私も今日交流をした人たちのように思いやりのある優しい人になりたいと感じた。

 

インドネシアの身近な風景や生活を見られたことは良かった。インドネシアに自ら足を運んでみたいというモチベーションにも繋がり、さらには、インドネシアの人々の人のなりなども垣間見られたため、インドネシアを学ぶ気力に繋がった。

 

今回、特別にインドネシアの現地の方々とインターネットを繋いで色々なことを紹介してくださり、インドネシアの街の雰囲気や、建造物などの現在の状況を知ることができた。私が思っているより街中は綺麗だった。友達や家族とインドネシアに行ってみたいという気持ちが強くなった。

 

インドネシアのスラバヤの風景を見て非常に都会で綺麗だなと思った。また、日本よりサービス精神が旺盛なインドネシア人はきっと優しいのだろうなと思い、よりインドネシアに行ってみたくなった。

 

リアルタイムでインドネシアの方の話を聞けて、屋台や夜市、モールなどの紹介もしてくれて、自分が想像していた以上に面白そうで楽しそうな印象でした。メインの通りも夜でも繁盛している雰囲気で、沖縄の国際通りっぼいなと思いました。今のインドネシアの食べ物や町並み、雰囲気を知ることができました。今後、インドネシアに対してプラスイメージで溢れるようにもっと学びたいし、いつかインドネシアを訪れたときにもっと楽しむことができそうです。大学生が教えてくれるインドネシアが1番伝わりやすかったです。

 

本日の授業では、インドネシアのウニトモの学生さんが作ってくださったビデオを見て、スラバヤの町並みが日本の都会の風景と似ていて、少し残っていたインドネシア=発展途上というイメージが払拭されました。ここから、偏見をなくすには、現地の方が作ってくださった映像を通して文化に触れることが有効であり、もし今後何かしらの偏見を持っている人がいて、自分がその人に偏見を持つのを止めてもらいたい時は、映像によってアプローチしてみようと感じる事ができました。今後の生活への影響としては、今後はまた違う目でインドネシアを見ることができそうだと期待できます。

 

 摂南大学ではこれからも協定校とのつながりを重視し、連携授業やオンラインプログラムなどの行事に取り組んでいきたいと考えています。学生からのコメントにもあるように、映像を通じて「生のインドネシア」を見ることは関心を深めるきっかけとして大きい意味をもつことにつながることでしょう。

(文責:浦野崇央 国際学部教授)