大阪の伊丹空港にも、卒業生が勤務中です。学生時代にどんな経験をして、エアライン産業で働くことにしたのか、お話を伺いました。[2022年4月]
こんにちは。2020年3月に摂南大学外国語学部を卒業した中村琴穂です。私は大学に入学する前から航空業界で働くことに興味があり、ANAグループとの提携講座が受講出来る摂南大学に入学を決めました。
大学2回生の夏に2泊3日の中部国際空港でのインターンシップに参加し、旅客取扱業務の体験をさせていただきました。華のある仕事だと思っていましたが、仕事量の多さや多岐にわたるお客様の対応が必要であると知り驚きました。しかし、業務体験をする中で、実際のお客様の要望に応えて素敵な旅の思い出を作るお手伝いをしたいと思いグランドスタッフの仕事を目指すようになりました。
就職活動の際には、自身の強みをどのように生かせるのか、空港によって異なる特性を見つけることに苦戦しました。しかし面接の際には、インターンシップに参加したことで業務についての知識があり、自身の理解も深まっていたので、お話できることが多くありました。より多くのお客様とANAらしい明るい旅のおもてなしをしたいと考え、関西でも立地の良く、国内線でANAのみ就航している伊丹空港の旅客サービス部に入社いたしました。
覚えることが多く、規定も日々改定され今でも勉強の日々です。立地上、他空港にはあまりないビジネスでのご利用が多く、丁寧かつ素早い接客を求めるお客様が多くいらっしゃいます。お客様一人一人にあった応対を行い、「ありがとう、助かったよ」と言っていただけた時にはこの仕事を選んでよかったと思う瞬間です。