崇実大学を訪問して学生交流会を行いました!



UPDATE 2023-04-14

2023年2月15日(水)、私たち外国語学部森ゼミナールは、韓国のソウル市銅雀区にある崇実[スンシル]大学を訪問し、学生交流を行いました。崇実大学国際処(本学のグローバル教育センターに該当)職員の方々と国際広報大使(Soongsil International Ambassador、SIA。崇実大学学生による大学広報組織)のメンバーが歓迎してくれました。SIAは世界中から崇実大学を訪れる来賓や大学関係者・留学生にキャンパスを案内し、学生同士の交流を手助けする役割を担っているという説明を受けました。SIAのメンバーは非常に流暢な英語や日本語を話すことができ、同じ学生ながらその語学力に大変驚きました。また、崇実大学学生であることに誇りを持っていることにも好感を持ちました。

崇実大学とは

崇実大学は、1906年に大学部を設置した歴史ある大学であり、韓国で最初に大学認可を得た大学です。キリスト教系の大学のためキリスト教の教理を踏まえた教育を基本としており、多様なカリキュラムが設けられています。IT分野の最先端の教育を実施していることに定評があり、IT学部を設置しています。近未来的な建物も目立ち、韓国内で時代の最先端を行く大学の一つと言えるでしょう。留学生も多く、グローバルな大学としても有名です。本学と崇実大学は2019年に交流協定(学術交流に関する覚書・学生交換協定書)を締結しています。

キャンパスツアー

訪問当日、まず崇実大学のSIAの学生たちがキャンパスツアーをしてくれました。キャンパスツアーでは、米国長老派教会の宣教師であり学校創設者であるウィリアム・ベアードの銅像や、広大なサッカーコート、それぞれの建物の特徴などを一つずつ丁寧に紹介してくれました。崇実大学はサッカーの強豪校として有名で、多くのプロサッカー選手も輩出しており、サッカーコートの大きさは実際に国家代表選手が使用する公式サッカーコートと同じ規格に基づいて作られているとのことです。キャンパスツアーの最後には、キャンパス内にある韓国キリスト教博物館を見学しました。大学付属の博物館とは思えないほどとても立派な建物で貴重な展示品も多く、崇実大学の歴史・韓国のキリスト教史・韓国近現代史を時系列で学べるようになっていました。ここでもSIAメンバーが英語と日本語で解説してくれました。

【韓国キリスト教博物館を見学している森ゼミナール学生】

【韓国キリスト教博物館で集合写真】

学生交流

キャンパスツアーのあとは、新陽館1階のグローバル情報センター(Global Information Center)ラウンジで学生交流会が行われました。テーブルには沢山の韓国のお菓子と飲み物が用意されていました。私たちゼミ学生は、事前に準備したパワーポイントを用いて自己紹介やゼミでの活動を英語・韓国語でプレンゼンテーションしました。

その後、崇実大学の皆さんからのQ&Aに答えました。質問の内容は、摂南大学の授業の雰囲気や、放課後の過ごし方、履修登録の仕方など主に日韓の大学の違いについての質問が多く、同年代の日本の大学生について関心を抱いてくれているようでした。とても楽しく和気あいあいとした時間を過ごしました。私たちも崇実大学のみなさんに大学生活などについて質問し、韓国の大学の仕組みや文化を知ることができました。また、私たちが「日本文化の中で好きなものはありますか?」と質問したところ「『スパイファミリー』のアーニャが可愛い」「『崖の上のポニョ』とかジブリが好きです」「あいみょんをよく聴きます」などポップカルチャーの好みや、「京都などの歴史ある場所が好き」など関心のある場所を聞かせてくれました。SIAのメンバーが日本によい印象を持っていることが分かりました。私たちゼミ生とSIAの学生たちはお菓子を食べながら学生同士気兼ねなく思いっきり会話を楽しみました。1時間以上は話し続けたと思いますが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。訪問の最後には、パク・ジュヨン国際処長の挨拶や集合写真の撮影をしました。

【学生交流会の様子】

【パク・ジュヨン国際処長(崇実大学経営学部教授、左)と森類臣准教授(本学国際学部、右)】

訪問を終えて

海外の学生との交流は初めてだったため、私たちゼミ生はとても緊張していましたが、国際処職員の方々、SIAの学生たちがとても温かく迎えてくれ緊張がほぐれました。私たちを歓迎するための様々な工夫をしてくれていたことがとても嬉しかったです。実際に韓国で生活している学生との会話は新鮮で、それぞれの文化に触れることでたいへん貴重な交流ができました。これからも崇実大学の学生たちと連絡を取り合っていきたいと思います。

貴重な機会を設けてくださった崇実大学国際処関係者の方々、SIAの皆さんに心から感謝いたします。

ありがとうございました!

【学生同士の集合写真】

(摂南大学 外国語学部 森ゼミナール 梅田葉瑠奈、原口恭)